日本医療国際化機構について
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新型コロナウィルス感染症対策ハンドブック

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設立の趣旨

人間の健康、それは国際社会の共通の関心事であり、全身全霊をもって臨むべきテーマです。

日中両国は一衣帯水の関係にあり、同じアジア系民族として似た体質を持っていると考えられます。

日本には高度な医療技術と専門的な医療サービスシステムがあり、その平均寿命と医療基準は世界で最も高く、アジアに並ぶ国はありません。他方、中国の人口は14億人に上ります。経済発展と国の成熟化に伴い、中国国民は自分の健康にますます注意を払うようになり、その健康医療の需要は巨大です。中国政府も国民の健康を国の持続可能な発展力の重要な指標と見なしています。

高品質のハイエンド医療に対する中国の巨大な需要はますます顕著となっており、日本医療の利点と独自性は中国の人々に理解され、認められています。現在、日本政府は海外に日本の医療分野の知識や経験を積極的に広めており、この政策は「医療の国際展開」とも呼ばれています。したがって、中国への日本医療の導入は、日中間の発展の場を広げています。日本と中国の医療交流と協力は相互補完関係にあり、医療を中心とした両国間の相互信頼関係を深め、必ずやアジア全体に利益をもたらすでしょう。

長い間、我々は日中に跨る健康・医療事業を手がけて参りましたが、その中で培った経験を活かし、日本政府の推進する事業と歩調を合わせながら、社会貢献事業として、さらに、それを補完あるいは推進するべく、この社団法人を設立いたしました。

中国における豊富なネットワークを活用し、日中間の健康・医療に関する交流をプロモートし、もって、その他のアジア諸国にその成果を伝えていく役割を担っていくことを聖なる使命とする所存です。